こんにちはきくさん(you_1581)です。
オートバックスでブレーキパッドの交換をお願いすると、約12,000円前後かかると言われました。
「高い・・・。」
ということで、今回はAmazonでブレーキパッドを買い、自分で交換しました。
部品代の5,000円前後で交換できたので、記録として残しておきます。
※1から工具を揃えると数万単位になります
これからブレーキパッドを交換しようと思っている方には、役に立つ記事かと思います。
ではさくっとどうぞ!
ブレーキパッドの交換は1時間で完了しました。
前輪(フロント)のみ交換したのですが、約1時間で完了しました。
内訳はこのとおり
- 1回目:50分
- 2回目:10分
1回目は手順を確認しながら、いろいろな工具を使ったので時間がかかりました。
ですが、慣れれば10分で完了できるほどの難易度でした(‘;’)
作業概要は4step!
厳密には②、③の工程がやや増えますが、概要はこんな感じです。
今回使った道具はこちら↓
①ブレーキパッド(グリス付き)
グリス付きのブレーキパッドを探していたらこの商品に出会いました。
別でグリスを買ってもよかったのですが、今回しか使用しないので、なんか嫌だったんですよね( ゚Д゚)
ちなみに買おうと思ったグリスがこちら↓
②Amazonベーシック(ジャッキスタンド)
タイヤを外して作業するなら、必須のスタンドです。
いわゆる(馬)ってやつです(^^♪
作業中に「車の下敷きに…」なんてことは嫌ですので買いました。
こんな感じで、視覚だけで感覚的に使用できる優れもの。
他の(馬)と比べてかなり安いので、タイヤを外す作業をされる方には必須の工具です(‘;’)
③VOLTAGA インパクトレンチ 電動インパクトレンチ
元々原付をいじるために購入したこちらの商品。
今回はタイヤのボルトを外すだけに使用しました。
なくても良いですが、あったら作業がかなり楽になります。
IKEAなど、家具の組み立てにも使ってます(^^♪
※締め付けすぎてしまうので、締め付けにはトルクレンチを使用してください。
④タイヤ交換には必須!エマーソンのトルクレンチ
タイヤ交換に必須の工具。
ボルトは締めすぎも良くない、緩みすぎも良くない。
適切なトルクで締め付ける必要があります。
持っていない方は絶対に買うべし!
⑤エーモン アルミホイール用クロスレンチ 17・19・21・21mm 3サイズ薄口形状
もともと車内に付属している工具でも問題ありません。
ただ、こちらのクロスレンチの方が力が入りやすく、取り回しも楽なので買いました。
⑥油圧式ジャッキ(エマーソン 車用 油圧フロアジャッキ ハイリフトジャッキ2.25t)
※僕が買ったジャッキは2014年くらいにアップガレージで買った商品ですのでAmazonにはありませんでした。
もともと車に積んであるジャッキでも問題ありませんが、今後、サマータイヤ→スタッドレスに履き替える等の作業をされる場合には、油圧式ジャッキがあった方が楽にできますよ。
なんてたって、2輪同時に上げられますし、安定性が抜群にいいんですよね。
車載工具はあくまでも非常用ですので、常用すると、きっといつか壊れるんじゃないかと思っています。
安定感・安心感が違いますよ☺
⑦その他工具類(ラチェット)
こちらの商品は僕は買っていませんが、0から買うとしたらこの商品ですね。
理由は一通り揃っているし、この先自分がどれくらい利用するかわからないので!
ラチェットはブレーキキャリパーのボルトを緩めるためにあれば楽なものです。
正直、ボルトを緩めたり、ピストンを戻すためなら100均の工具でも十分事足ります(^^♪
ただ、100均工具は脆いので、ネジ穴を舐めないように注意してくださいね。
不安な方は上記をおすすめします。
ブレーキパッドの交換手順を解説
ステップ①:タイヤを外す
ジャッキを使い、タイヤを外します。
車の下敷きにならないように、馬を使うか、タイヤを車体下においてください。
ステップ②:マイナスドライバーを挿してピストンを戻す
ピストンが伸びたままで新品のブレーキパッドが入らないため、マイナスドライバーを使ってピストンを戻します。
力はそこまでいらないので、グーッとテコの原理でピストンを戻してください。
ステップ③:ハンドルを切ってボルトを外す
タイヤを外し、ハンドルを切り、ピストンを戻したらボルトを外します。(14mm径)
- 左前タイヤの場合:右に切る
- 右前タイヤの場合:左に切る
ステップ③:内側のブレーキパッドを抜き取る
キャリパーを上に持ち上げて、内側(車体側)のブレーキパッドだけ取り替えます。
ステップ④:パッドの汚れを落とし、金属を付け替える
パットを取り外し、赤丸部分をパーツクリーナで洗浄します。
パーツクリーナー↓
パットや金属部分の洗浄↓
金属を新しいパッドに付け替えましょう。↓
ステップ⑤:もう一度下げて、ピストンを完全に戻す
内側のブレーキパッドを交換したら、一度ボルトを仮止めします。
ピストンを戻すため、マイナスドライバーで「ぐーっ」と内側に行くようにします。
ピストンが平らになればOK!
これで新品のブレーキパッドが両方入ります。
「ぐーっ」とピストンを戻す理由について
ブレーキパッドをピストンで押すことによって、車にブレーキがかかる仕組みになっています。
ローターがあり、
挟み込むようにブレーキパッドがあり、
ブレーキパッドをローターに当てるためにピストンがあります。
つまり、ブレーキパッドが摩耗していると、ピストンが伸びたままなので新品のブレーキパッドがぶ厚すぎて入らないんですね。
※この辺りは実際に作業すると「えっ…キャリパーがブレーキパッドに当たって入らないじゃん…。」となるのでわかると思います。
ステップ⑤:外側のブレーキパッドをはめてキャリパーを戻す
ここまでくればもうラストです。
外側のブレーキパッドを交換し、キャリパーを下げ、ボルトで固定します。
ステップ⑥:タイヤをはめる
タイヤのボルトを締めるときは、対角線上に締めていきます。
最後の締めは必ずトルクレンチを使用してください。
※緩すぎ、締めすぎを防ぐため
余談①:交換したあとのブレーキパッドはこちら↓
新品のブレーキパッドに比べて、約半分くらい摩耗しています。
ブレーキなきの始まりだったので、だいたい鳴き始めで半分くらいの摩耗ということなんですかね(^^♪
余談②:ブレーキパッドにグリスを塗っても良い
グリスを塗布する理由は、なき止めのために塗布します。
ただ、塗布しない人もいるそうなので、必須ではない工程です。
※僕はグリス付きのブレーキパッドを購入したので塗布しました。
グリスはこちら↓
完成!お疲れ様でした!
以上、130系マークXのブレーキパッドの交換方法でした!
自分で交換したあとは、必ずもう一度点検してくださいね。
異音がないか、ボルトの締め付けは問題ないか気にしてあげてくださいね。
それではまた(^^♪
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