こんにちはきくさん(you_1581)です。
今回は、JOGアプリオのプーリーの交換方法を解説します。
画像を多めに、また細かく記載していくので、これまで原付をいじったことのない人でも迷うことなく作業できると思います。
また、今回ご紹介している車種はアプリオですが、基本的な構造はどのスクーターも一緒ですので、スズキ、ホンダのスクーターでもやることは同じです。
それでは前置きはこの辺で。
ではスタート!
【4JP8】JOGアプリオのプーリーの交換
使用する工具
①アネックス ANEX ワニドラ +3×150 3980+3×150
先が太いドライバーです。シート下部付近のカバーを外すのに使います。
②10mmソケット&ラチェット
キック部分を外すのに使用。持っておいて損はありません。
⑤&⑦17mmソケット(インパクト付属品)
クラッチ、プーリーを外すのに使用。アプリオのプーリーのボルトは17mmです。駆動系いじりには必須の工具。
③&④ダイソーで買ったドライバーと+ドライバー
ダイソー商品、意外と使えます。
後述しますが、トルクスネジを使用にします。
⑥トネ(TONE) ロングヘキサゴンソケット 4H-05L 差込角12.7mm(1/2″) 二面幅5mm
↑※上記で紹介したインパクトレンチの差込口に合うものです。12.7mmと太いので、ラチェットレンチには使用できません。
本来、クランクケースのネジは+なのですが……
クランクケースのネジは、ネジ穴を舐めやすいので、6角ネジに変更をおすすめします。
それに、一度駆動系をいじりだすと……
絶対にもっともっといじりたくなるので、何度も外すようになるんです。
プーリーは横綱プーリーに変更
ハイスピードプーリーの中でも、横綱プーリーは値段もお手頃で購入しやすいです。
交換するだけで+5kmは射程内でしょう。
マジでおすすめです☺
余談:リセールの良い工具
創業1950年、長年の信頼と実績で廃れることのない人気を誇っています。
Amazonのレビューでも書かれていますが、
京都機械工具以外、工具と認めない!
なんて書いている人もいます。
リセールが良いので、たとえ5万円代で購入しても、半額程度には売れるのではないでしょうか?わかりませんが……。
手順①:カバーを外す
まずはカバーから。
↑3か所外します。
使う工具は、
- PH3のドライバー
- 10mmレンチ
- ダイソーのドライバー
です。
一番重要なのが、ダイソーのドライバー。↓
トルクスネジになっているので、通常の工具では外せないんです。
手順②:キックを外す
↑10mmラチェットとPH3ドライバーを使用して外します。
手順③:クランクケースを外す
駆動系はすべて逆ネジですので、左に回転させます。
手順④:プーリーを外す
17mmソケットとインパクトドライバーを使って外します。
駆動系はすべて逆ネジですので、左に回転させます。
インパクトを使わなくてもプーリーホルダーがあれば外せますが、駆動系いじりしか使用しない工具なのでおすすめしません。
プーリーを外します↑
↑17mmソケットが必要。
↑ナットを外すと、かんたんにプーリーを外すことができます。
↑お皿のような形状になっているこのワッシャー?は、絶対に無くさないように。
↑こちらも無くさないように。
↑はい、プーリーが「こんにちは」しました。
↑一番無くしやすいパーツ。
この後、プーリーをぐりぐり引っ張ると外せます。
ウエイトローラーの状態を確認
ウエイトローラーはこのように片べりしていたら交換しましょう。加速に影響が出るからです。
アプリオの純正のウエイトローラーの重さは5.5g。
純正の品番は4JP-17632-00です。
僕はKN企画のウェイトローラーを使用しています。
ウエイトローラーにうすーくグリスを塗る
さて、このウエイトローラーにうすーくグリスを塗る作業ですが、人によっては塗りません。
また、ウエイトローラーにではなく、プーリーに塗る方もいます。
諸説が色々ありますので、調べながら色々試してみてください。
僕が使っているグリスはこちら↓
キタコ(KITACO) スーパープーリーグリス(5g/1ヶ) 汎用 0900-969-00200
容量は少ないものの、耐熱性と持続力があるのでウェイトローラーが長持ちします。
ウエイトローラーの向きに注意!
ウエイトローラーには、向きがあります。それがこちら↓
ウエイトローラーは、カバーがある方を左側にします。
他の箇所にもグリスアップする
以上、薄く塗り、塗りすぎた部分は拭き取ってくださいね。
組付け
以上!
お疲れ様でした!
この作業ができれば、バイク屋さんにお世話になる確率が大幅に減ります。
ぜひお試しあれ!
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