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【悩んでいるなら進もう】運行管理者試験に合格後の具体的な業務とは?元管理者がお伝えします。

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こんにちはきくさん(you_1581)です。

 

運行管理者として従事できれば給料は上がりますし、体の負担もかなり軽減されます。

 

試験の合格率は約3割。

決して難しい試験ではありません。

 

そうは言っても気になるのが合格後の業務ですよね。

合格後はドライバーの時と違って、責任も増えます。

 

 

本記事の目次は以下の通りです↓

  • 運行管理者試験に合格後の業務とは?
  • 運行管理者になったら責任は増える?
  • 今から対策できる!きちんと仕事をするための3ステップをご紹介

 

 

きくさん
きくさん

僕は従業員数150名程度の会社でトラック運転手として13年勤務し、そのうち4年間は運行管理者として働いていました。

 

この記事では当時僕が行っていた業務について解説します。

嘘偽りなしのリアルな現場の声ですのでぜひ参考にしてくださいね。

 

神奈川県川崎市に僕の勤めていた会社があります。残業代はもちろんのこと、ボーナス年2回、退職金もきちんと支給されるちゃんとした会社です。気になる方は:【募集】未経験者OK!トラック運転手になりませんか?正社員雇用です!へ!

それでは本文にどうぞ!

運行管理者試験に合格後の業務とは?4年間の業務を一挙公開!

当時、僕が運行管理者として行っていた業務は8つあり、

  • 点呼業務
  • シフト管理(配車)
  • 社内&社外の打ち合わせ
  • 各種資料作成
  • 運転日報チェック
  • 車両、備品整備
  • 配送業務
  • ビデオ講習や運転適性検査の実施

です。

 

業務1:点呼業務について

点呼業務とは、みなさんもご存じの通り、出勤時退勤時にアルコール検査をさせたり、今日の配送ルートを伝えたり、体調の事を聞いたりする業務のことです。

点呼業務は軽視されがちですが、一番重要な業務であると僕は考えています。

この点呼者として一番大事なことは、ドライバーさんに笑顔で出発してもらうことです。

間違っても不機嫌な態度をしたり、挨拶を無視したりしてはいけません。

それが原因で、事故を起こす可能性がありますから。

 

点呼者としての役割大きく分けて3つあり、

  • 従業員の体調の把握
  • 業務の説明
  • 伝達事項の確認

です。

 

点呼:体調管理について

ドライバーさんに具合の悪い人がいたら、そのまま乗務をさせず、帰宅してもらいます。

高熱でうなされていては事故に繋がりますし、荷主様や納品先にもご迷惑になるからです。

代走者は運行管理者です。

帰庫時も体調を確認します。

具合が悪そうなら、配車の変更を検討します。

 

点呼:業務変更の説明について

業務の説明はドライバーへの心理負担をかなり和らげることができます。

行き慣れた配送先なら心配しませんが、急遽変更になったドライバーさんや、行き慣れていないドライバーさんへの変更連絡はかなり気を使ってあげる必要があります。

納品先へのルートの説明、納品先の環境、積み荷、有人か無人なのか、パレ積なのか手積みなのか、もろもろすべて伝える必要があります。

それこそ、鬱陶しいと思われるくらいで丁度良いです。

このような情報は運行指示書に記載されていますが、点呼者から対面で伝える必要があります。

 

点呼:伝達事項について

伝達事項は、社内での事件や事故、納品先でのクレーム、世間の大きな事故のニュースなど、情報共有という意味で伝えます。注意喚起ですね。

24時間稼働している会社ならば、ニュースを見る時間によっては最新のものではない可能性もあります。そこを点呼者のあなたが伝えてあげるんですね。

こうしたことがコミュニケーションとなりドライバーさんとの関係が深まっていくのです。

帰庫時も同様で、今日はどんな仕事の具合だったのか、問題はなかったのか確認します。

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業務2:シフト管理(配車)について

ドライバーさんの得手不得手、荷主様との相性、ドライバーの希望休を考慮しつつ、1週間~1か月分の配車を組んでいきます。

上手くいくときもありますが、どうしてもハマらない時もあります。

その時は、ドライバーさんに“どうしたら納得してもらえるか”を考えて配車を組み、説得します。

 

業務3:社内&社外の打ち合わせ

社内ミーティングや社外の打ち合わせ(運賃交渉など)を週に1、2回行います。

社内ミーティングでは、ドライバーがどの部分に心理的負担を感じているのか運賃は適正なのか、などを議題にあげミーティングしていました。

社外での打ち合わせでは、運賃交渉やドライバーさんが不祥事を起こしていないか、近況など伺いにいきます。

 

業務4:各種資料作成

新規納品先の地図の作成や運賃交渉時の資料作成、注意喚起の資料作成、その他必要とされる資料の作成をします。

後ほどお伝えするビデオ講習の資料もこの時に作成します。

 

業務5:運転日報チェック

帰庫後、ドライバーさんの運転日報をチェックします。

速度超過はないか、休憩は適切か、違反箇所はないか(ドラレコを設置している会社なので点数制でした)納品先での時間は適切なのかをチェックします。

問題があれば指摘し、その時の状況を伺います。

 

業務6:車両、備品整備

ドライバーさんから報告されたトラックの不調や、ラッシングベルトなどの備品の整備や修理です。中には報告しないドライバーさんもいるので、自分自身の目で異変がないかチェックする必要があります。

 

業務7:配送業務

欠員が出た場合の配送業務です。

常に違う配送先に行くので大変ですが、日頃ドライバーさんとコミュニケーションをとっていれば、注意箇所等教えてくれますので、特に問題はありません。

大変なのは出勤時間の変動ですね((+_+))

 

業務8:ビデオ講習や運転適性診断の実施

毎月トラック協会に行き、ビデオ講習の資料を借りに行って資料を作成し、実施します。

また、数か月に一度(ごめんなさい、期間は忘れてしまいました)運転適性を調べる検査機を借りてドライバーさんの運転適性を検査します。

判定によっては指導の対象になり、業務の変更も加味して判断します。

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運行管理者になったら責任は増える?そんなに変わらない?

運王管理者に合格後、実際に管理者として勤務するわけですが、何か問題が起きた場合はどんな責任があるのか不安になりますよね。

 

もちろん、責任はあなたが取ります。

 

管理者なのですから、責任はあなたが取るのは当然です。

ただ、それは社内レベルの話で、大きな事故に繋がってしまったときは統括運行管理者が責任をとります。

なので、日々の点呼業務を本当に大事にしないといけないんですね。

 

ドライバーさんの心理的ストレスを極力取り除いてあげる必要があるのです。

 

社内での罰則は日々管理者を観察すべし

会社によって罰則は大きく異なります。

僕が勤めていた会社では、点呼時の伝達漏れや、事故の注意喚起を行わなかったとして、かなり叱られた記憶があります。ただ、これは叱られるだけで罰則はありませんでした。

他の管理者の話では、管理者なのにアルコール検査に引っかかってしまった方はいました。

その人の場合は“半年間ボーナス減給、昇格の査定対象外”でした。

だいぶツライですよね、出世の見込みが大きく絶たれてしまうのですから。

それだけ責任重大だということです。

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今から対策できる!きちんと仕事をするための3ステップをご紹介

 

運行管理者としてスムーズに仕事をする上で大切なことは3つあります。

それが

  • 日々の管理者の行動を見る
  • 試験で間違いない知識を身に着ける
  • 責任感をもつ

です。

順に解説します。

 

日々の管理者の行動を見る

まず、日々の管理者がどんな動きをしているのか見てみましょう。

  • 点呼の時は何をしているのか、
  • 伝達時はどんな伝え方をしているのか
  • 配車の組み方は問題ないのか
  • 言葉使いは良いのか

管理者の仕事が分からない時は、管理者の仕事を徹底的に見て分析することがとても大切です。

今までは意識していなかった部分がきっと見えてきます。

 

そこで、自分がされてイヤなこと、嬉しかったことをよく覚えておき、自分に活かせばOKです。

晴れて運行管理者になったら、きっとその方よりも昇進できるはずです。

 

試験で間違いない知識を身に着ける

管理者の仕事を見ることも大事ですが、その前に自分が正しい知識を身につける必要があります。

運行管理者試験は、実際は過去問の反復練習で合格出来てしまうレベルの難易度です。

簡単なんです。つまり知識が全く身についていないんですね。

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知識のついていないまま管理者になったらどうなるのか。

ご想像の通り、無茶苦茶な配車になったり、威圧的な態度をとったり、とても不快な職場に変わります。

正しい知識を身につけることで自分の会社が変なのか見抜けますし、正しい知識を持っていれば、正しい会社にできるということです。

 

 

無知は罪。知識は正義です。

 

きちんと学ぶことが大切だとです。

 

責任感をもつ

責任感のない管理者は本当にずさんです。

ドライバーさん達のストレスも溜まりますので必然的に事故の確率も増えます。

 

あなたの会社の管理者はどうでしょうか?

みなさんを大切にしていますか?

押し付けるような言い方をしていませんか?

 

管理者=抑え込む

ではありません。

 

そんなことをしている管理者は失格なのでお手本にしてはダメですよ~。

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運行管理者試験に合格後の業務について~まとめ~

今回は運行管理者試験に合格した後の業務について解説しました。

この記事に書いてあるのは実際に僕が行っていた業務のすべてです。

会社によっては、大幅に業務が異なることも十分にありますので、そこは日々の管理者の業務を見てみてくださいね。

以下おさらいです。

 

僕が行っていた運行管理者としての業務は8つです。

  • 点呼業務
  • シフト管理(配車)
  • 社内&社外の打ち合わせ
  • 各種資料作成
  • 運転日報チェック
  • 車両、備品整備
  • 配送業務
  • ビデオ講習や運転適性検査の実施

 

何か問題が生じたときに責任を取るのは運行管理者です。

しかし、大事故の場合は統括運行管理者が責任を取ります。

 

運行管理者として業務する前に対策できる方法は3つあり

  • 日々の管理者の行動を見る
  • 試験で間違いない知識を身に着ける
  • 責任感をもつ

です。

 

この記事で一番伝えたいこと

この記事の中で一番重要なのは正しい知識をきちんと勉強して身に着けること、です。

世の中には間違った知識のまま運行管理者として従事している方がいます。

その会社の環境は最悪です。

環境悪化→ドライバー退職→さらに悪化→ドライバー退職→圧力→ドライバー苦しみ

こんな感じです。

なのであなたが正しい知識を身に着けて合格することを祈ります。

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以上、今回の記事はここまでです!

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