こんにちはきくさん(you_1581)です。
トラック運転手の手取りはいくらなのか
結論、深夜勤務なら手取り30万、昼勤務なら25万前後です。
この記事は、僕が以前勤めていた会社での話です。
なので、ただネットで集めた信ぴょう性のない情報じゃなく、完全に実体験の記事の内容ですので、読む価値があると思います。

トラック運転手業界で情報発信している人の大半がガセなので注意してくださいね。
この記事の要約
- トラック運転手の給料と仕組み
- 実際の手取り額
- 今の会社で給料を増やす方法
トラック運転手の給料は実際いくらなのか
ずばり、総支給で25万から~35万円です。
そのうち、入社したての方は22~24万円程度となります。

あくまでも一般社員の給料です
役職に就けば、30万~40万以上となり、年収も500万円以上となります。
役職に就く条件は、
- 資格取得
- 配送コースをたくさん覚える
- 仲間フォローをする
等の実績が必要です。
トラック業界の給料の仕組み
求人情報を見ていると、だいたい
基本給×各種手当×残業代
となっていますね。
ヤバいところだと、月給にみなし残業代が込みで計算されている会社もあります。

トラック業界でみなし残業代込みはヤバい。残業ありきの業界だからね
僕の勤めていた会社も同じ給料体系です。
基本給は181,000円。運送会社の中ではかなり高いです。
というのも、運送会社の中では、“月収30万以上!”と記載しながら、基本給8,000円程度!!
その他は手当で補う会社が多いです。
余談ですが、基本給は
- 残業代
- 退職金
- 賞与
これらに大きく影響がある項目。
残業代だったら基本給の1.35倍、賞与だったら基本給の〇か月分と計算するからです。

転職する場合は、必ず「基本給はいくらですか?残業代は別途全額支給されますか?」と必ず聞きましょう。
転職ならドラEVER!川崎市宮前区近辺にお住いの方は、僕の前会社をおすすめします!

実際の給料と手取りの実態について
ここからは僕の話をしますね、その方が信ぴょう性があると思うので。
2020年当時で年収が550万円でした。
(今だったら最低賃金も上がっているので、580万円くらいは貰えるのかな?今度聞いてみます)
役職が主任で、運行管理者&フォークリフト免許所持、業務内容は営業・管理・配送でした。
休日は自分の決めた日。365日、24時間稼働でしたので、シフト制だったからできたことです。
もちろん、部下の方々にも好きな日に休んでもらいました。

仕事の都合でプライベートの楽しみを諦めてほしくない!
というのが僕の考え方だったので、自由に希望休を出してもらってました☺
さて、僕のいた会社で年収550万円もらうにはどうしたらいいか。
必須な条件は、
- 運行管理者の資格
- フォークリフトの免許
- 4t車に乗れること
が条件です。
そして管理職に営業をかけ、たくさんの仕事を覚えさせてもらう。
※無事故無違反は絶対条件です
これを頑張って続けていくと、自然とランクが上がっていきますよ。
※基本給はランクで昇給するシステム。頑張りが正当に評価される会社の体制なのでやりがい抜群だと思います。(管理職も評価の対象)
一般ドライバーの給料は先にお伝えした通り、総支給で
- 日勤…25万円前後
- 夜勤…30万前後
です。
とても魅力的だと思うのですが……どうでしょうかね。
いつでもご連絡お待ちしております☺

よくある質問①:走行距離で給料は変わるのか?
結論、変わる可能性がある、です
というのも、運送会社によって、運賃の計算方法に違いがあるからです。
例えば、運賃の計算方法に距離ベースで計算している会社は、長距離を走行すればするほど、給料が高くなるでしょう。
一方、僕の勤めていた会社では、距離関係なく時間で計算していたので、長距離走ろうが短距離走ろうが、給料は同じです。

1日の定時の間に、長距離コースを1本走るのか、短距離コースを2本走るのか、といった感じですね。
どちらも一長一短あるので、配車係が公平性をもって組んでいく流れとなります。

距離で変わる会社もあれば、僕の前社のように時間で決めている会社もある、ということです。
余談:運賃の計算方法について
多くの会社の運賃の計算方法には、だいたい下記のような計算式があります。
- 配送時間
- 荷下ろし時間
- 距離
- 日数
- 突発的な業務の発生の有無
- 増便の可否
- 冷凍機は必要か
- 重量物か
- 運ぶにあたって資格は必要か
この項目の中から、どの項目をベースとするのかは各会社によります。
つまり、
大型で長距離だから給料が高い!!!!
とは、一概に言えないのです。
実際にドラEVERで検索してみると様々な給料が見れます。

もし、

大型の方が給料高いよー
なんて情報を耳にしたときは、スルーして大丈夫です。
ほんと、一概に言えないので。
よくある質問②:経験によって給料の違いはあるのか?
もちろんあります。
ベテランの場合、長年の蓄積によって得た道路の知識があります。つまり必然的にたくさんコースを覚えているor覚えるのが早いです。
覚えるのが早い=上乗り(同乗)コストがかからないため、会社としてもたくさんの給料を上げたいというわけです。
これは会社にとってかなり助かる人材で、
コースをたくさん覚えている=ピンチヒッターとして活躍◎
↑とてもわかりやすく、会社にアピールできて貢献できるということです。


今の職場で給料を増やす方法を紹介
給料を増やす方法、それは会社に貢献すること、手放したくない存在になるということ。
具体的には
- 配送コースをたくさん覚える
- 資格を取得する
- 他人の面倒を見る
の3つ。
当たり前のように聞こえますが、その当たり前をできる人や、やる人が限りなく少ないんです。
だって、多くの人の頭の中には、

できれば楽をして給料もらいたい
だから。
その気持ちはわからんでもないですが、人よりも多くの給料を貰うことはできないですよね、だって、周りと同じように仕事してるだけじゃ、特にあなたに高評価する必要はないですから。
他よりも目立って、誰よりも頑張ってると思われないと、給料なんてあがりません。
他の人と、同じことをしていてもいつまでたっても安月給の社畜のまま。
会社にとって、自分が辞めたら困るような人材になることを目指していると、自然と給料はあがっていきますよ。
情報を伝えるだけでも貢献できる
納品先で出会ったドライバーに、
- 普段どんなものを運んでいるのか
- どこを走っているのか
- どの会社の仕事を請け負っているのか
- 運賃はいくらなのか
これらの情報を管理職に伝えるだけでも貢献できます。
管理職からすると、部下からこのような報告を聞いたときに
- 自社も同じ商品を運べる可能性
- 運賃の相場
- 部下の意識
これらが伝わります。
具体的に言うと、同じ納品先で出会うということは、自社と同じジャンルの物を運んでいると推測できます。
そして、その会社の荷主を知ることで、自社も営業をかければ、その荷主からの案件を貰える可能性もあります。
さらに運賃まで聞けた日には、自社との相場観がわかりますし、今後の運賃交渉の材料にもなります。
最後に。
部下からこのような話を聞けるということが、管理職にとって一番の有益な情報なのです。
だって、多くの従業員は

「会社は別に大きくしたくない、俺は給料をたくさんほしい、もしくは現状維持でいい」
と考えているから。管理職と反対のことを考えているわけです。
だから部下から前向きな情報を聞けることが、管理職にとって一番有益な情報となるわけなんです。
会社の給料を上げる小手先テクニック
ここからは会社から給料を貰うための小手先テクニックを紹介していきます。
僕が見ていた中で、「この人立ち回り上手いな~」と思った人の技を紹介してきますね。
テクニック①:長距離コースを狙う
前社では、1本のコースで12時間走れるコースが稼ぎコースでした。しかも1件だけの配送なので、人によっては楽に感じてたかもしれません。
現在、あなたの会社にそのようなコースはありますか?
もし覚えていないのであれば、積極的にアピールして覚えましょう。
場合によっては、深夜勤務に切り替えるのも手です。
お子様がいる家庭の方は、深夜勤務の方が良いと言っていました。
給料多いし、退勤後、運動会や授業参観など、休みを取らなくても出席できると言っていました☺
テクニック②:会社の雑用を“勝手”にやる
誰もがやってほしいことを、“勝手”にやって会社に貢献しつつ、社員からも信頼を得て、お金を稼げる方法です。このお金は、残業代で稼ぎます。
前社で言えば、固定車両(乗る人が決まっていない車輛)の車内清掃や荷造り道具の補充、倉庫や洗車場所の清掃など、たくさんやることがあります。
これらは、一部の社員から、「ポイント稼ぎだ」なんて言われるかもしれませんが、放っておきましょう。相手にしても仕方ないので。
人の嫌がる仕事を率先してすることで、合法的に残業代を貰えますし、評価も高くなりますよ☺
テクニック③:手当をフル活用する
あなたの会社にはどんな手当がありますか?
無事故手当、資格手当、皆勤手当、家族手当、いろいろあると思いますが、それらをすべて貰うことも非常に重要です。
例えば、無事故手当。
ドライバーとして、無事故無違反のままでいたいものですが、なかなか難しいところもありますよね。
いつも平常心でおちついて仕事していれば、きっとやり遂げられるでしょう。

僕は焦るといつも車をぶつけてしまっていました((+_+))
テクニック④:給料交渉する
これまでで解説した内容を、あなたが実践していれば、給料交渉は成功するでしょう。
いや、成功せずとも、実績を大いにアピールできます。
給料上げる=ワンランク上の仕事をしているから上げる
なので、アピールしないと損なんですね。
具体的には
- 平社員→主任
- 主任→係長
- 係長→課長
と、自分の階級以上の仕事をするように意識して行動してみてください。
もし上がらなくても、あなたがワンランク上の仕事をした、という実績は消えませんし、あなたの視点は今後、ずっと活かされていきます。
次の職場でも、必ず役に立つ習慣になるので、気を落とさず、さっさと転職しましょう(*‘ω‘ *)

まとめ|賢く働いて、手取りを増やそう!
- 「今の職場でも工夫次第で給料を増やせる」
- 「さらに給料を増やしたいなら、資格取得や転職も視野に」
- (次の記事への誘導:「運行管理者資格を取るべき?」など)
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