こんにちはきくさんです。
悩んでいるとき、一人で抱え込んでいませんか?
きっとあなたは
「悩みを人に話すメリットがわからない」
「そもそも人に話す必要がないのでは?」
「自分で解決した方が早いし、自分のためになる」
と思っていることでしょう。
でも、そのままでは自分を追い込んで、追い詰めて、どんどん孤独にしていってしまいます。
人と話していてこんな経験はありませんか?
「なるほど…そんな見方があったのか…。」
まさにこの感覚が、人に話すメリットなのです。
また、人に悩みを話すことで、心の奥底にある“本当の悩み”にも気づかせてくれるものです。
ちなみに、僕もあなたと同じように悩みを人に話すメリットがわかりませんでした。
心の奥底では
「人に悩みを言えない」
「なんて話していいかわからない」
「弱みを見せたくない」
「話してもどうせわかってくれない」
「悩みは人に話す必要なんてない。…と思う。」
と思っていたのですが、感情に蓋をして強がっていたんですね。
結果、心がどんどん孤独になっていき、終いには喜怒哀楽の感情を人に話すことができなくなりました。
この記事では
- 悩みを人に話すメリットがわからない
- そもそも人に話す必要がないのでは?
- 自分で解決した方が早い
- 言えないけど…本当は人に話したい
と、思っているあなたに向けて書いています。
悩みを人に話すメリット
悩みを人に話すことで得られる一番のメリットは、話した相手に自分がどう考えて何に悩んでいるかを知ってもらえることです。
また、人に話すことで自分の感情(本当の気持ち)にも気づくことができますし、聞いた側は悩みを客観的に見て考えてくれます。
悩んでいるときは、意地やプライドが邪魔して自分の感情(本当の気持ち)に蓋をしてしまいがちですよね。
「本当は○○と思っているけど…“でも”○○されたから気にしない!」
この本当はの部分だけで済めば良いのですが、多くの人は維持やプライドが出てきてしまって、 “でも” や “だって” という言葉を使ってしまいます。
この“でも”や、“だって”が悩みの解決を遅らせるのです。
そしてもう一つ悩み解決を遅らせる厄介なものが“当事者”として物事を考えてしまうことです。
当事者の気持ちも確かに大切です。
しかし、気持ちを大事にしすぎて解決を先延ばしにしたり、悩みすぎて体を壊しては元も子もありません。
そこで悩みを人に話すという行動が重要になってくるのです。
悩みを聞いた側は客観的に物事を考えるため、“当事者にしかわからない気持ち”を無視して考えてくれます。
当然、意地やプライドなどがないため、解決までの道のりを一言で「○○すればいいんじゃない?」と、シンプルに答えてくれたりするのです。
分析官になってくれることも
同じ人に繰り返し話していくうちに相手が、あなたの考え方の癖や悩むポイント、いつもどのカテゴリーについて悩んでいるかを把握してもらうことができます。
例えば
「この間もそう悩んでいたよね!その時は○○で解決したって言ってたよ!」
「いつもあなたは○○のように悩んでいるから○○のように考えたら悩まなくなるよ」
など、こんな風に良きパートナーとして助言してくれます。
自分に置き換えるとわかりやすいかもしれませんね。
「この人いつも同じことで悩んでいるなぁ」
や
「この人だったらこう考えるだろうな~」
とか、行動や考え方がわかる人いませんか?
それが、この分析官、つまり良きパートナーなわけです。
まだほかにも人に話すメリットはあります。
シンプルに挙げると
- 自分の中にある知識や思考に縛られていない答えが聞ける
- 自分の悩みが明確になっていく
- 自分の気持ちが本当はどうしたいかはっきりしてくる
- 気分が晴れる
- 解決策をうちだしてくれる
と、このように悩みを人に話すことはたくさんのメリットがあるのです。
悩みを人に話したときの具体例を解説
例えばお金に関して悩んでいるとします。
支払いまであと15日しかなく、あと10万円用意しなければいけない。
自分で解決案を出した場合選択肢は4つ。
- 人から借りる
- キャッシングする
- 物を売る
- 会社を休んで日雇い
この解決方法がでできたとします。
そこで
「人から借りるのは気が引ける…物を売るといっても二束三文にしかならないだろうし…会社もそんな急に休めない。キャッシングか…」
と、キャッシングをするという解決方法になりました。
ですが、この悩みを人に話した場合は
A「実はお金に困っていて…」
B「どうした?珍しいな!なんかあったのか?」
A「実は今月○○があってきついんです。。。どうしても足りなくて・・」
B「なんだそんなことか!さすがに全部は貸せないけど、少しくらいは手伝えるよ!」
こんな風に話が進んだり、
A「実はお金に困っていて…」
B「どうした?珍しいな!なんかあったのか?」
A「実は今月○○があってきついんです。。。どうしても足りなくて・・」
B「なんだそんなことか!それだったら、お前あれもってたよな?売ってくれないか?高めに買い取るよ!」
A「えっいいんですか?アレはもう結構使い古しているし、値の付くもんじゃないですよ?」
B「いいからいいから早くもってこい!」
こんなパターンになったりすることがあります。
実際にこれは友人と会社の先輩に起こった話であり、この時に僕は悩みって人に話してメリットになるんだな~なんて思いました。
もちろん、これはすべてがうまくいったパターンです。
実際には、話しても「そうか、大変なんだな」で終わるかもしれません。
でもそこで落ち込んではもったいないです。
人は予想もしなかったことやびっくりしたことは反応が鈍くなるものです。
この感覚は勉強に例えるとわかりやすいですが、予備知識があるのとないのでは学習スピードが大きく変わりますよね。
しかし最終的には“理解”というGOALに到達するのは両者とも同じです。
ですので相手の反応が
「そうか、大変なんだな」
で終わっても、時間がたてば
「あの時○○について悩んでいたけど、そのあとどうなった?力になれそうなことがあるかもしれない」
と、変化があるかもしれないのです。
決してあなたを拒否していたり、協力的ではないことを覚えておいてくださいね。
人に話すことの重要性
人は真剣に悩みを相談されたときはその人に合った話し方をするものです。
具体的には
- 相手の性格や癖
- 好きなことや嫌いなこと
- 距離の取り方
- 考え方
相手が自分の事をこのように把握していれば、これらの事を加味して相手に話すものです。
例えば
相手「一番早い解決方法はAプランだけど、あなたの性格を加味するとBプランの方があなたの性格に合っているよ」
自分「Aプランがベストだと思っていたけど、自分の性格に合わせるとBプランなのか…」
などこのように自分では見えない部分(性格など)を考えて話してくれます。
そしてなによりも
人に対して悩みを話すということはその人を信頼しているということ
なので相手もそれが伝わって嬉しいんですよね(^^♪
人から信頼されていると嬉しくないですか?
頼られたり意見を求められたりすると嬉しくないですか?
自分が嬉しいように、相手も嬉しいのです。
※愚痴を言いまくると相手は疲弊しますが悩み相談は嬉しいものです
伝え方がわからない人へ
ここからはどんな風に話したらいいかわからない…という人へ解説していきます。
とはいっても特に難しいことはなく、シンプルに自分の悩みを伝えるのが一番いいです。
「話すことがまとまっていない…」
「考えがまとまっていない…」
こんな風に思われるかもしれないですが、悩んでいるということを相手に伝えると、相手は話を聞いてくれます。
シンプルでいいんです。
目的は自分の悩みを人に話すことなのですから。
でもこれで終わってしまうと僕の気が済まないのでもう少しお話させてください。
人に話す具体的な方法
まず
「お金のことで悩んでいるんだけど少し相談のってもらえないかな…?」
とか
「人間関係で悩んでいるんだよね」
とか
○○について悩んでいるんだ…ということを一番最初に話すことによって、相手は
「なるほど…○○について悩んでいるのか…」
と認識できるんですね。
相手が答えやすい伝え方は
「○○について悩んでいて、ぼくは(私は)こう思うんだけど、どう思う?」
このように聞く方が相手も答えやすいです。
自分の主張がないときは
「○○について悩んでるんだけど、どうしたらいいかわかんないんだよね…」
と伝えても良いです。会話の中で見つかっていきますよ(^^♪
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まとめ
人に話すことによって悩みが早期解決する場合もありますし、なによりも第三者の目線で答えてくれるので自分だけでは思いつかなかったことなど発見できると思います。
伝え方を学びたい方はこちらの本をおすすめします。
僕は読んでいませんが、漫画版もあります。
漫画の方が読みやすい方はこちらでも良いかもしれません。
やっぱり人に話せない・甘えられない…そう思ってしまう人はココナラのようなサービスを利用するのも手です。
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この記事のほかにも【一人で解決編】悩み事が頭から離れない時の対処法も読んでみてください。
それでは、素晴らしい毎日を迎えましょう!
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