こんにちはきくさん(you_1581)です。
・トラック運転手って楽って聞くけど本当なの?
・でも本当は大変なんでしょ?
・どうやったら楽な運転手lifeを送れるのか知りたい
求人検索してもどこもかしこも運送会社ばかり。
でも、知ってました?
実はトラック運転手って楽なんです。
運転が嫌いですか?
肉体労働が苦手ですか?
仲間と一緒に行動したいですか?
一人の時間が苦手ですか?
↑複数思い当たる方はきっと、
トラック運転手ツラすぎる…
と思うでしょう。
その逆はしかり。
世の中ではトラック運転手なんてやめとけ(参考:なぜ「トラック運転手はやめとけ」と言われるのか!?運転手歴13年が業界の真実を暴露します。)なんて言われる職業です。
その理由は、ずっと肉体労働&誰でもできる仕事と言われるから。
まったくもって笑える世論ですが、トラック運転手はずっと肉体労働ではないですし、誰でもできない仕事です。
運転が下手くそな人はクビになりますし、国家資格さえ取れればずっと肉体労働なんてことはありえません。しかも資格取得難易度は低いですから。
(参考:【2024年版】合格者が語る!運行管理者(貨物)に一発合格できるおすすめテキストをご紹介! )
そんな世論もあって、トラック運転手は現在、かなり人手不足の業界です。
そのため求人では目を見張るような高給料を提示している会社も少なくありません。
とはいえ、未経験の方にとってトラック運転手は
- キツイ
- 時間が長い
- 安い
の3拍子の印象が揃った(揃っていると言われてる)職業なので、業界未経験者の人にはいくら高給とはいえ、かなりハードルが高い職業だと思うんですね。
(参考:【運行管理者が語る】未経験でトラック運転手に転職はできる?【 未経験者こそ重宝される根拠があります】)
そこで今回、トラック業界13年間務めた僕が、
- これからトラックに乗りたい!
- 高給ならなんでもやる!
- 元々興味があったけど‥正直不安。
という方に向けて、トラック業界の神髄をご紹介していきます。
なお、本記事の大まかな目次はこの通り。
- 結論:トラック運転手は楽です
- 大変な運転手は確かにいる
- 楽な運送会社に入社するコツを伝授
では、本記事にどうぞ!
結論:トラック運転手は楽です
僕は2007年から13年勤めましたが、結論:トラック運転手は楽です。
みなさんもご存じの通り、荷物を積んで運んで降ろすだけなので本当にシンプルです。
他の職業のように、接客スキルや文章スキル、マーケティング能力や難しいビジネス文章の作成等の事務作業もありません。
そう、積んで運んで降ろすだけの楽な仕事なのがトラック運転手です。
ねっ分解して考えると簡単でしょう?
とても楽すぎて、もう他の仕事に就けなくなる人もいるくらいです。
必要なものは免許と根性だけ
これから運転手として活躍しているのであれば2つ必要な免許があって、まず中型免許が必要です。
これはほとんどの会社が4tトラック↓
を所有し、
「4tトラック乗れます!」
と言えたらどこの会社でもやっていけるからですね。
接客業と同じで、一度経験すると割とどこでもやっていけるのと同じように。
もう1つはフォークリフトの免許ですね。
これは必須ではありませんが、最もトラック運転手で楽と言われる積み荷、いわゆる「パレ積、パレ降ろし」ができるからですね。
このパレ積みパレ降ろしが楽すぎると言われる業務の一つです。
フォークリフトの免許は未取得でも、入社後に必要ならば、ほとんどの会社が取得に向けて援助してくれます。
運転手=一生職に困らない国家資格“運行管理者”
運行管理者資格は、トラック運転手なら絶対に取得するべき資格です。
給料や待遇はもちろんのこと、幹部候補になれますし、何より荷物を持つ頻度が圧倒的に低くなります。なんてったって管理が仕事なのですから。
とはいえ、管理者の仕事はさすがに楽すぎるとは言えませんが、体に負担がかからないのは間違いありません。
これからトラック運転手として頑張っていくのであれば、絶対必須の資格。
※運行管理者については下記で解説しています。
【合格者が語る】運行管理者(貨物)に一発合格できるおすすめテキストをご紹介! 【2022~2023年版】
【悩んでいるなら進もう】運行管理者試験に合格後の具体的な業務とは?元管理者がお伝えします。
過酷な運転手は確かにいる!
「トラック運転手はやめとけ」
なんて言われるけど、本当に楽すぎるのか、やばいキツイのか、未経験者の方には見分けがつきませんよね。
確かに、やばい会社は世の中たくさんあります。
それはみなさんご想像のように、
- 長時間労働(12時間以上)
- 週一休み
- 家に帰れない
など、確かに存在します。
なぜキツイ会社未だに存在するのか?“人手不足だから”
運送会社はどこも人出不足です。
そのためドライバー1人に荷物量が多いのが現状。
昔はきつくても、運賃が高かったようで、トラック運転手の年収1000万は超えたみたいです。
しかし現代はきつくて運賃が安いので、必然的に運転手の給料も安い設定の会社が多いのも事実。
(【業界歴13年が語る】トラック運転手で年収1000万稼ぐのは不可能な理由を徹底解説!【増やすのは可能】)
気をつけないと、きつくて給料の安い会社に入社することになってしまうので、入社する前は自分にあった会社を見つける必要があります。
次の項で解説しています。
楽な運送会社に入社するコツを伝授!
“楽な運送会社”と言ったら語弊があるかもしれませんが、マトモな運送会社に入るコツはあります。
僕は現在、個人事業主として物販事業(Amazonやebay輸出)やブログを書いていますが、トラックに乗りたくなったら絶対に3つのポイントは見ます。
それがこちら↓
- Gマークは取得しているかどうか
- フルゲート、格納ゲートは装備されているか
- ウィング車は所有しているか
順に解説していきます。
楽な運送会社に入るコツ1:Gマークは取得しているかどうか
Gマークとはきちんと管理されている会社かどうが見分ける唯一のポイントです。
取得している会社は下記↓
を、必ずトラックの車体に貼っています。
具体的には、
- 労働時間は守られているか
- きちんとルート作成しているか
- 休憩場所は指定しているか
- ドライバー研修はきちんとしているか
- 健康診断はしているか
など、まだまだ項目はたくさんありますが、
会社としてきちんと運営していますよ、
というわかりやすい指標なのがGマークなのです。
つまり、きちんと管理されているから、運転手側は“楽”なんですね。
どうやっても無理な運行ができない制度になっていますから。
Gマークの更新は定期的!守れない会社は更新できない
Gマークは数年に一度、更新があります(これが大変なんだ…)
だらしな~い会社は更新できず剥奪されます。
なので管理者陣営は維持に努めます。
取得するのも大変、更新するのも大変なので、維持している会社はマトモな会社であると言えるんですね~。
楽な運送会社に入るコツ2:フルゲート、格納ゲートは装備されているか
フルゲートはこちら↓
格納ゲートはこちら↓
これらの装着している車両は、かご台車(ロールボックスパレット)で納品するため、楽です。
特に、お菓子を専門に運ぶ場合は、楽なんてもんじゃない、楽すぎる仕事になります。
だって軽いから。
ちなみに積んだ状態がこんな感じです↓
これはお菓子ではありませんが、かご台車(ロールボックスパレット)はこんな感じで、現地でそのまま降ろせるので非常に楽なのです。
ゲート車の注意点!
ただ、確かにかご台車は楽なのですが…
1台に、大量に荷物を詰めるぶん、台車をひっくり返したときはかなりの損害額になりますし、間違って自分の足が轢かれた日には骨折するなど、ミスした時の損害が非常に大きいです。
根菜や、飲料のかご台車はかなりキツイです。
重い!!
逆にお菓子や葉物野菜のかご台車は本当に天国ですよ~~楽すぎる!!!!!
軽すぎる!!(笑)
このロールボックスパレット(かご台車)の仕事は、全身運動になるのでいい汗かきますよ(^^♪
楽な運送会社に入るコツ3:ウィング車は所有しているか
3つ目のコツはウィング車を所有しているか、です。
ウィング車とはパレット積できる車両のことで、運転手のほぼ全員がやりたがる仕事の一つです。ちなみにこちら↓
ただし、フォークリフトの免許が必須なので、未所持の人は乗れませんね。
ウィング車の注意点!
パレ積はかご台車以上に一度に大量に荷物を運べるため、ひっくり返したときの損害額はかなりエグイです。また、急いでいるとフォークリフトの爪で荷物を刺してしまうため、これもまた注意が必要です。
手積み手降ろしが一番NOリスク!
手積み手降ろしが一番大変ですが、一番ノーリスクです。
その分大変ですけどね~( ;∀;)
体力や筋力に自信のある方はぜひ一度経験されてみてはいかがでしょうか(^^♪
トラック運転手に向いている人はカッとしない人!!
トラック運転手がひとたび事故を起こすと大きな事故につながります。
車体も大きいですし、積み荷の問題もあります。
荷受け側は荷物が何時に到着するか把握しているため、事故=問題外なのです。
僕が13年勤めた間に、何度事故の報告を受けましたが、事故を起こすタイプの人は決まって
- せっかち
- 短気
- ガサツ
でした。
これは僕にも当てはまることなのですが、これを読んでいる方も、僕と同じような性格でしたら(周囲の運転手はすべて自分の身内)とイメージして運転することを忘れないでくださいね。
トラック運転手の仕事はシンプルです。
荷物を積んで運んで降ろすだけ、本当に楽です。
ツライと言われる理由は
- 長時間労働(12時間以上)
- 週一休み
- 家に帰れない
など、昔のイメージが定着しているから。
確かに今でも本当にツライドライバーもたくさんいると思います。
僕が荷受けをしていた時に、「辞めたくても次に行く場所がない」なんて言っていました。
本当はそんなことないのに…。
キツイ会社を避けるポイントは3つ。
- Gマークは取得しているかどうか
- フルゲート、格納ゲートは装備されているか
- ウィング車は所有しているか
です。
最後に、トラック運転手に向いている人はカッしない人です。
事故を起こす人決まって
- せっかち
- 短気
- ガサツ
な人でした。
僕もこのような気質があり、僕と同じように当てはまる人は(周囲の運転手はすべて自分の身内)とイメージして運転することをおすすめします。
この記事には他にもトラック運転手について解説しています。
13年間経験したことを余すことなく解説していますで興味のある方はぜひ一度ご覧になってくださいね。
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