こんにちは、きくさん(you_1581)です。
トラック運転手に興味がありますか?
トラック運転手は求人検索サイトを見てみても、特に募集の多い業界です。
その中でも、良い会社に巡り合えれば、
なんて天職なんだ……今までの仕事はなんだったんだ……
なんて声を聞くことも多いです。
それもそのはず。
トラック運転手は、デメリットも多いですが、メリットが特に魅力的な業種だからです。
この記事を読んでわかること💡
- トラック運転手のメリットとデメリット
- トラック運転手として必要な免許
- 収入の上げ方と良い会社の選び方
- 運転手になったら目指すと良い方向性
では本文にどうぞ!
【元・運転手が語る】トラック運転手のメリット7選!~一人の時間は最高です~
トラック運転手は基本的に一人で仕事をします。
なので、
- 人のペースに合わせる必要がない
- 上司の話をずっと聞く必要がない
- 苦手な先輩とずっと一緒にいる必要がない
と、面倒な人間関係が少ないのが大きな特徴。
具体的なメリット7つがこちら↓
- 自分1人だけの休憩時間がある
- 強制的に運動
- 運転が上手になる
- 道に詳しくなる
- 国家資格を取れば老後も安泰
- 車のトラブルに詳しくなる
- たまに荷物を頂戴することも
では一つずつ解説していきます~。
自分一人だけの空間の休憩時間がある
職場によって、休憩時間は上司や同僚・部下と過ごす…なんて職場もありますよね。
- 誰かと一緒にいなければいけない
- 食事のペースを合わせないといけない
- 自分の好きなことができない
↑これって結構ストレスじゃないですか?
トラック運転手はそんなこと気にしなくてもいいんです。
休憩時間の取り方自由自在。
車内で寝てもいいし、映画も見ていいし、いつも通っている道の食事処で休憩してもいいし、休憩時間を使って買い物してもいいし。
トラック運転手は、他の業種では考えられないくらい休憩時間が自由なんです。
強制的に運動
体力仕事はなにも悪いことばかりではありません。
なぜなら、強制的に体を動かすからです。
みなさん、運動してますか?
ぼくは退職してからデスクワークになりましたが、5キロ太りました((+_+))
毎日運動していますが、なかなか当時の体には戻らないですね…((+_+))
仕事=筋トレ
と解釈してる人も多く、荷物が大爆発したときには
「ヒャッハーー!!!祭りだ祭りだーーー!!」
って喜びながら荷下ろししている先輩もいました(笑)
正直、引きました(笑)
プロテイン飲んでる人も多かったですね~~。
運転が上手になる
トラック運転手は運転が本業。
小型から大きいトラックを運転しますし、一日の大半は運転しています。
一般ドライバーとの違いは、危険箇所の予測の範囲、直感力、判断力、経験による車幅感覚、いわゆる認知・判断・動作のすべてに優れます。
具体的に言うと、
- 事故を起こす確率が圧倒的に低い
- 駐車ですんなり
- 交通ルール遵守する
- 周囲のドライバーに優しくなる
- 余裕を持った運転が可能
- 道をよく覚えられる
- ~かもしれない運転ができる
こんなところでしょうか?
余裕のある運転、すんなりできる駐車、紳士的な運転。
とてもかっこいいですよ(^^♪
道に詳しくなる
仕事でたくさんの納品先に行くトラック運転手。
当然、知らない土地への運転もかなりたくさんあります。
東京・神奈川・埼玉・山梨県で500件以上配達してます。
納品先は様々。お店から倉庫、スーパーや病院、給食センターや市場、物流センターから学校まで様々なところに納品しました。つまり、そこに行きつく道をすべて覚えている、ということですね!
他の人が知らない道だったり、抜け道、裏道にも詳しくなりますよ(^^♪
国家資格を取得すれば老後も安泰!
国家資格である、運行管理者を取得すれば、管理がメイン業務になるので、老後も安泰です。
ちなみに資格者証はこちら↓
運行管理者とはその名の通り、様々な運行経路を策定したり、ドライバーの健康状態の把握、車両の管理、緊急時の対応など、運行業務にあたっての管理者のことを言います。
点呼をとったり配車を組むのがメイン業務になるので、荷物を持つのは極端に減少します。
具体的な業務については、【悩んでいるなら進もう】運行管理者試験に合格後の具体的な業務とは?元管理者がお伝えしますで解説しています!
車のトラブルに詳しくなる
トラック運転手をやっていると、どんなに整備していても、車両トラブルに見舞われます。
バッテリートラブルやラジエーター関係、オイル系やパンクも経験あり。
基本的に自走可能な状態なら、応急処置は自分でします。荷物を積んているので、
「車が動けないので荷物をお届けできません~」
とはならないんですね。
最初はわからないので、運行管理者に指示を仰いで対処することになります。
そうしていくうちに、どんどん車に詳しくなっていくんですね!
僕はトラック運転手に従事したからこそ、簡単な整備をできるようになってます。
老後も安泰して働けるようになる、運行管理者については【運行管理者が語る】未経験でトラック運転手に転職はできる?【 未経験者こそ重宝される根拠があります】で解説しています。
運んでいる荷物によって頂けるときもある
僕の会社は食品輸送でした。
荷積みに行ったときなど、
「これ、もう出荷できないから食べて!」
と言われることが何度もありました。お客さんから
「間違えて発注しちゃったからあげるよ!」
なんて言われたこともあります。
一番思い出になった出来事は、必ず昼食を作って待っていてくれたお客さん。
元々レストランで働いており、料理の腕は最高峰。
「自分の店を持ちたいから単価の良い場所で働いて貯金しているんだー」
なんてエピソードも話してくれました。
本当に美味しかった・・・・・・・・
その後、取り引きがなくなってしまったのでお会いできてませんが……。
元気かな~?お店持てたのかな?
このブログを見てたら連絡ほしいなぁ。
トラック運転手になるには?最低限必要な免許を解説
まずは運転免許がないと始まりませんね。
運転免許は、取得年月日によって、取得年月日によって、運転できるトラックが異なります。
それがこちら↓
取得年月日 | ~2007年(平成19年)6月1日までに取得 | 2007年(平成19年)6月2日〜 | 2017年(平成29年)3月12日~ |
車両総重量 | 8t未満 | 5t未満 | 3.5t未満 |
最大積載量 | 5t未満 | 3t未満 | 2t未満 |
乗車定員 | 10人以下 | 10人以下 | 10人以下 |
乗車できるトラックの大きさ | 4tトラック(中型免許) | 3tトラック(淳中型免許) | 1.5tトラック |
トラック運転手として従事するには、最低でも、最大積載量5t未満(4t車)のトラックを運転できるようにしましょう。運べる荷物が多く、経営から見ても割のいいトラックだからです。
もちろん、小型トラックよりも給料が高くなります。
ちなみに、現行の免許制度で最大積載量5t未満(4t車)を運転するには、中型免許を取得する必要があります。
下記が現行の免許制度で乗車できるトラックの大きさです。↓
普通免許(2t車) | |
車両総重量 | 3.5トン未満 |
最大積載量 | 2トン未満 |
乗車定員 | 10人以下 |
準中型免許(3t車) | |
車両総重量 | 3.5トン〜7.5トン未満 |
最大積載量 | 4.5トン未満 |
乗車定員 | 10人以下 |
中型免許(4t車) | |
車両総重量 | 7.5トン~11トン未満 |
最大積載量 | 6.5トン未満 |
乗車定員 | 29人以下 |
大型免許(大型) | |
車両総重量 | 11トン以上 |
最大積載量 | 6.5トン以上 |
乗車定員 | 30人以上 |
では次に各トラックの大きさについて解説していきます。
昔と違って、最近では自分好みの教習所を簡単に検索できます。
いつ誰がどのプランで申し込みしているかが、下記のサイトで見れますよ。
普通免許で乗れるトラック(1.5t)
※2017年3月12日以降に取得された現行の免許で紹介しています。
ほとんど乗用車と変わらないので、運転に関してそこまで抵抗はありません。
生協が利用しています。
こちら↓
準中型免許(2~3t車)
1.5t車と同様、ほとんど乗用車と変わりません。
それに比べて、3t車は横幅と長さが加わり、初めて運転するにはかなり大きく感じます。
コンビニ配送が主に利用しています。
中型免許(4t車)
なくても従事できますが、4t車が運転できると重宝されます。
3t車とは比べ物にならないほど大きく、所見では恐怖心で覆われます。
ちなみに慣れたら4t車しか乗りたくなくなる不思議な車。
大型免許(大型)
免許取得できれば、高収入の可能性がかなりあがります。
ちなみに僕は運転できません。
いかがでしょうか?
最近では便利なサイトがあり、自分好みの教習所を簡単に検索できます。
僕の時代にはなかった。。。。。
収入の上げ方、良い会社の選び方を伝授!
収入を上げるには、まず免許が必要。
大きいトラックに乗れれば乗れるほど、収入は上がります。またフォークリフトの免許も必須ですね。
そして国家資格の運行管理者を取得してください。
ここまで資格を取得すると、年収600万以上、老後も荷物を持たず働けます。
就職するなら絶対にGマークを取得している会社!
Gマークを取得している会社は、荷主に優しく、運転手にも優しい会社です。
取得するには誤魔化しの効かない書類を提出する必要があり、各研修や講習を実施した履歴が必要になります。
つまり、ちゃらんぽらんな会社には絶対に取得できない証なんですね。
詳しくは【運行管理者が語る】未経験でトラック運転手に転職はできる?【 未経験者こそ重宝される根拠があります】で解説しています。
運転手になったら目指すと将来安泰な方向性
トラック運転手として就職したときは、運転や人間関係などいろいろ不安もあるでしょう。
でも、辛いのは最初の3ヶ月。そのあとは天職と思える世界に行けますよ!
老後まで従事すると考えているなら、国家資格である運行管理者を取得してください。
運行管理者があれば、荷物を運ばなくてもお給料が貰えるし、老後まで働けます。
運行管理者を目指さないとなれば、フォークリフトオペレーターとして活動するのが良いでしょう。
まとめ
トラック運転手をする上でメリットは
- 一人の休憩時間がある
- 寝れる
- 外食できる
- お気に入りの場所で休憩できる
- 強制的に運動
- 運転がうまくなる
- 運んでいる荷物によって頂けるときもある
こんな感じですかね。
すこし記事が長くなってしまったので今回はこの辺で終わりにしたいと思います!
あとは基本的に給料が高いことですかね。
現在トラック運転手をしていて、年収が400マン以下なら移動した方がいいですよ。
もっと稼げる会社はたくさんあります。
そして休憩をとれていない運転手もさっさと移動した方が良いです。
「休憩なんかとるやつは軟弱だ」
とか言う変な人もはびこっている業界ですが、気にしないように。
昔通りの悪いイメージだと休憩もとれないようなイメージの運送業。
しかしそれは一昔前の状態で、現在ではほとんどの会社で休憩時間を確保しています。
なぜなら労働基準法で決まっており、時間以上の労働は>時間の休憩時間をとらなければいけないのです。
昔は法律を守る企業は少なかったのですが、大型バスの事故、大型トラックの事故が多発するようになり、その原因が過労運転や、無理な勤務スケジュールで運行していたことが原因となっています。
バスやトラックは走ってなんぼの世界ですから、経営者はどんどん走らせたいんですよね。
でもその身勝手な思いが無残な事故を引き起こした結果です。
なお、アルコールチェックに関してはコチラの記事に詳しく書きました。
ではまた次の記事でお会いしましょう!
コメント