こんにちは、きくさん(you_1581)です。
トラック運転手って世間的には
- キツイイメージ
- 長時間拘束
などの悪いイメージがありますよね。
悪いのはイメージだけで快適ですよ!ということを全力で伝えたくて記事にしました。
イメージだけで決めるのはもったいないですよ☺
この記事はトラック運転手歴13年、運行管理者4年の経験から記事を書いているので信頼性はあると思います(^^♪
結論から言うと
トラック運転手はメリットだらけです。
ではお答えしていきますね。
【元・運転手が語る】トラック運転手のメリット7選!~一人の時間は最高です~
トラック運転手は基本的に一人で行動します。
人がいる場合は、社内の少しの時間と、積みこみ時、荷下ろし時の時のみです。
もちろん、運ぶ荷物や納品先によって変わってきますが、デスクワークと違って長時間人と接していることがありません。
なので、
- 人のペースに合わせる必要がない
- 上司の話をずっと聞き必要がない
- 苦手な先輩とずっと一緒にいる必要がない
このような面倒な人間関係が少ないです。
ではここから以下の7つのポイントについて解説していきます。
- 一人の休憩時間がある
- 寝れる
- 外食できる
- お気に入りの場所で休憩できる
- 強制的に運動
- 運転がうまくなる
- 運んでいる荷物によって頂けるときもある
自分一人の空間の休憩時間がある
トラック運転手の休憩時間はもちろん一人の時間。
- 誰かと一緒にいなければいけない
- 食事のペースを合わせないといけない
- 自分の好きなことができない
こんなことはありません。
この休憩時間の使い方がトラック運転手のメリットなんですね。
休憩時間の取り方は人それぞれですが、だいたい以下の通り。
- 寝れる(1人の空間)
- 外食できる
- ルート状ならお気に入りの場所で休憩が取れる
- 休憩時間を使って買い物可能(小型限定)
です。
寝れる
トラック運転手ならではです。
自分だけの空間で眠れる…オフィスワークには体験できない休憩方法です。
トラック運転手の中にはお気に入りの枕を持ち込んで寝ている人もいます。
ほかにも、タブレットやパソコン持ち込んで映画観賞しているドライバーもいますよ。
「会社的にどうなの?」
と疑問を持たれるかと思いますが、
事故を起こす確率を下げるには休憩が必要と認識しているので大丈夫なんです。
※逆に認識していない会社はブラックです
しかし休憩場所には注意が必要。
コンビニで堂々と休憩している運転手がいますが、あれはプロドライバーとして論外です。
トラックは動く看板です。図体がデカいですし、目立ちます。
周囲の目を気にしないドライバーは3流ですよ。
絶対に真似してはいけません。
お気に入りの店で外食ができる
オフィスワークですと、どうしても会社近辺の飲食店やコンビニになってしまいますよね。
その反面、トラック運転手の場合は配送ルート状にある飲食店なら行く事ができますよ。
(トラックの大きさにもよりますが)
これにより、トラック運転手は美味しいお店を知っている人が圧倒的に多いです。
自分のルート上でお気に入りの店を探す。
みんな楽しみながら働いていますよ。
ルート状ならお気に入りの場所で休憩が取れる
基本的にルート状であればお気に入りの場所で休憩を取ることができます。
景色の良い場所とかね!
ドライバーそれぞれ、お気に入りのスポットがあります。
「○○さんは絶対ここで休憩しているよ」
とかよく聞いたものです。
走りながらみんな自分でお気に入りのスポットをみつけていますよ。
これもトラック運転手の醍醐味ではないですね。
強制的に運動
体力仕事はなにも悪いことばかりではありません。
なぜなら、強制的に体を動かすからです。
ぼくは退職してからデスクワークになりましたが、5キロ太り「結構体動かしていたんだな…」って思いました。
それから毎日運動していますが、なかなか当時の体には戻らないですね…((+_+))
働いている人のなかで
体力仕事=筋トレ=運動
このようにとらえている人も多く、健康志向の人が多いのも事実。
荷物が大爆発していても、「ヒャッハーーーーー!!!祭りだ祭りだーーー!!」って喜びながら荷下ろししている先輩もいました(笑)
正直、引きました(笑)
あとは、仕事が終わったあとにジムに行く人も結構いますし、筋トレする人もいますし…みんな筋肉が好きですね。
運転が上手くなる
これは言うまでもなく運転が本業なので、一般のドライバーとは運転に関しての基準値が大きく異なりますね。
まず視野です。
一般ドライバーとの違いは危険箇所の予測の範囲と視点の高さ、直感力、判断力、経験による車幅感覚など全てにおいて優れます。
具体的には
- 事故を起こす確率が圧倒的に低い
- 駐車ですんなり
- 交通ルール遵守する
- 周囲のドライバーに優しくなる
- 余裕を持った運転が可能
- 道をよく覚えられる
- ~かもしれない運転ができる
こんなところでしょうか?
ぼく個人的に運転が上手いと思う人は、【急】のつく動作をしない、と、【~かもしれない】運転をしている人です。
具体的には
- 急ブレーキ
- 急発進
- 急加速
- 急ハンドル
しない人と、
交通の流れにきちんと乗りながら【~かもしれない】運転をしている人です。
運んでいる荷物によって頂けるときもある
ぼくの会社は食品輸送だったのですが、荷積みに行ったときなど、「これ、もう出荷できないから食べて!」と言われることが何度もありました。
ほかには、
お客さんから「間違えて発注しちゃったからあげるよ!」なんて言われたこともありあます。
具体的な品目は避けますが、このようなことがあったのは事実です。
必ず頂ける、とは言えないですが、こんなメリットもありましたよ!
一番思い出になった出来事は、必ず昼食を作って待っていてくれたお客さん。
元レストランで働いており、料理の腕は抜群。
「自分の店を持ちたいから単価の良い場所で働いて貯金しているんだー」
なんてエピソードも話してくれました。
元気かな~?お店持てたのかな?
まとめ
トラック運転手をする上でメリットは
- 一人の休憩時間がある
- 寝れる
- 外食できる
- お気に入りの場所で休憩できる
- 強制的に運動
- 運転がうまくなる
- 運んでいる荷物によって頂けるときもある
こんな感じですかね。
すこし記事が長くなってしまったので今回はこの辺で終わりにしたいと思います!
あとは基本的に給料が高いことですかね。
現在トラック運転手をしていて、年収が400マン以下なら移動した方がいいですよ。
もっと稼げる会社はたくさんあります。
そして休憩をとれていない運転手もさっさと移動した方が良いです。
「休憩なんかとるやつは軟弱だ」
とか言う変な人もはびこっている業界ですが、気にしないように。
昔通りの悪いイメージだと休憩もとれないようなイメージの運送業。
しかしそれは一昔前の状態で、現在ではほとんどの会社で休憩時間を確保しています。
なぜなら労働基準法で決まっており、時間以上の労働は>時間の休憩時間をとらなければいけないのです。
昔は法律を守る企業は少なかったのですが、大型バスの事故、大型トラックの事故が多発するようになり、その原因が過労運転や、無理な勤務スケジュールで運行していたことが原因となっています。
バスやトラックは走ってなんぼの世界ですから、経営者はどんどん走らせたいんですよね。
でもその身勝手な思いが無残な事故を引き起こした結果です。
なお、アルコールチェックに関してはコチラの記事に詳しく書きました。
ではまた次の記事でお会いしましょう!
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