どうもきくさん(you_1581)です!
トラック運転手になりたいけど未経験でもなれるかな・・・
どんな職場環境なんだろう。きっちり教えてくれるかな・・・
運転大丈夫かな…。
僕が現役の頃、未経験者の方と面接をしたときに、最も声の多かった内容が上記です。
転職したいと思いつつも、トラック運転手はやめとけ、と言われる職業ですし、正直業界全体のイメージが良いとは言えません。
ですが、人によっては天職となる職業。
懸念される老後まで肉体労働、これは国家資格を取得すれば、体に負担なく、運行管理者としても従事できます。
これからトラック運転手として働きたい方としては
果たして未経験の人を雇ってくれるのかどうか
が不安ですよね。
結論は、全然問題ありません。
この記事では
【トラックに乗ったことがない人~運転は〇年ぶり】
という人まで、なぜ未経験でも運送会社は雇うのか、について解説していきます。
では解説していきます。
なぜ運送会社は未経験者でも雇うのか?未経験者こそ“宝”だから
運送業界は高齢化が進み、深刻な人出不足の業界です。
また労働基準法を守らない会社も多く、全体的に業界のイメージがよくありません。
そのため業界外からトラック運転手になりたい!という人が減っているのが現状です。
つまり、募集をかけてもほとんど未経験者がこない状況なんですよね”(-“”-)”
しかもネットでは「トラック運転手なんてやめとけ!」なんて書かれることが多いです。
その中で
「未経験者ですが、トラック運転手になりたいです!」
と来てくれる方はその時点で“宝”なのです。
未経験者を積極採用するのは宝以外にも“真っ白”だから
業界的に未経験者は“宝”です。
経験者にありがちな変なクセがなく、真っ白な状態なので、教える側としても雇用側からしても非常に楽だからです。
変なクセのある経験者一例
「前の会社のルールは~」
とか、
「○○の納品先は適当で大丈夫なんですよ」
とか、
「〇〇の店長と知り合いなんで言っときますよ〜」
とか、書き出すとキリがないのですが、経験者は会社の決まりよりも、自分の常識や価値観を優先する傾向があるので、一苦労する場面が多いのです。
もちろん経験者でも良い人はたくさんいますけどね!
業界経験者の採用理由の一例
業界経験者の採用の理由ですが、
・すぐトラックに乗れる
・道に詳しい(覚えるのも早い)
・納品先の決まりごとがわかる(冷蔵庫、スーパー、工場など決まりがそれぞれある)
です。
即戦力なので重宝されるのですが・・・先ほどお伝えした通り、良いことばかりではありません。
長年の運転の癖がついていますし、仕事のやり方も頑固です。
また、業界内部のことを知りすぎているので【仕事の好き嫌い】が出てきてしまい、この仕事はやりたくない、など、管理者としては苦労する場面があります。
未経験者の採用理由の一例
その反面、未経験の人ならば
トラック乗れない→最初から丁寧に教えられる
仕事を知らない→会社のルールに合わせた仕事の仕方を教えられる
未経験入社→大事に育てればすぐ辞めない
このように、会社のメリットは多いのです。
未経験は不利と思われがちですが、悪いことばかりではないです。
会社で重宝されますよ。
業界経験者なら優遇、未経験なら不遇、それは過去の話
実際にあった話です。
当時人材不足で募集をかけていました。
即戦力の人材が欲しかったので【経験者優遇】の文字を入れて募集。
翌日には電話があり、即採用。
経験者なのでほとんどの仕事の内容を知っており、その言葉通り即戦力になりました。
しかし次第に日数が経過してくると…
『この仕事は嫌だ』『この仕事なら辞める』
など、会社内の空気を乱すようになりました。
当時、人材不足のため辞められたら困るので、やむなく業務を変更しましたが…
結局その人はクレームを起こす&事故を起こしたので退社していきました。
この事件があってから経験者だからといって優遇せず、より厳しい目で見るようになりましたね。
僕が勤めた13年間では未経験者の入社は約5割だった
僕が13年務めた中で、入社した人数は20人程度、そのうち10人前後の人が未経験でした。
入社人数の少なさにも驚くかと思われますが、意外にも未経験の人が多いのも事実。
そして未経験者の定着率は高いです。
経験者は2~3年で辞めていきますが、未経験者は辞めません。
※合わない人は1日でいなくなります
以前、未経験から入社した人に
「入社して2年が経ちましたが、このまま続けられそうですか?」
と聞いたことがあります。
その返答が
「思っていたより、きつくない」
「人間関係が楽」
「一人の時間を楽しめる」
「1日過ぎるのが早いから仕事をしている感覚がない」
と話していました。
イメージと違った、というポイントが一番大きいと思います。
キツイ、長い(時間が)とイメージが定着していますが、それを思うのは人それぞれです。
参考記事:なぜ「トラック運転手はやめとけ」と言われるのか!?運転手歴13年が業界の真実を暴露します。
実際の職場環境と新人育成については?
運送業界のほとんどは職場環境や人間関係は基本的に良好です。
なぜなら同じ会社の人とそこまで関わらないからです。
ぼくが務めていた時の1日の流れは
出社→点呼→乗車前点検→出発→積みこみ→荷下ろし→帰社→乗車後点検→点呼→退勤
です。
この中で人と関わるのは点呼、積みこみ、荷下ろし。
- 点呼は運行管理者との会話
- 積み込みも基本一人
- 荷下ろしも一人
なので、ほとんど関わり合いがありません。
オフィスワークの人からすると、だいぶ気楽な業界だと思いますよ(^^♪
そして
新人育成はどの企業も力を入れています。
僕の務めていた会社では研修期間は3か月でした。それを過ぎても覚えられない場合や、運転に自信がないときは、自信がつくまでみっちり教えていました(最長6か月)
最初に時間をかければかけるほど、未経験の人は一生懸命仕事をしてくれますし、事故の事を考えたら教育費用など安いものです。
運送業界が未経験者を欲しがる理由は明白ですね。
頑張ってくれる人を雇いたいですから。
会社を選ぶときは絶対Gマークを取得しているところに。
【Gマーク】を取得しているところを絶対に選びましょう。
Gマークとは
○国土交通省が推進する「安全性優良事業所」の認定制度です。
○Gマーク認定事業所の事故割合は未取得事業所に比べて半分以下です。
○安全性の高いトラック運送事業者を選ぶための目安です。出典:国土交通省
詳しくはコチラ
簡単に説明すると、
毎月決められたカリキュラムをこなし、労務管理もしっかりとし、
ドライバーに対して研修制度を実施している会社の意味です。
つまり、だらしない会社は取得できない、ってことです。
取得するときも大変だし、更新のときもめちゃくちゃ大変です。
それこそ、年単位での設計が必要なので、取得しようと思っても取得できません。
というわけで、Gマークを取得している会社に転職しましょうね。
こんな会社は注意身の危険を感じた方が良い会社とは?
『覚えたらすぐ一人で乗れますよ!』
とか
『研修は1週間ぐらいを目安に』
など
募集事項や面接で言われた企業はオススメしません。
先ほどお伝えした通り、僕の勤めていた会社の研修期間は3か月です。
これは経験、未経験に限らず3か月という期間を設けており、この期間に実技だけではなく、人間性も見ているからこの期間なのです。
これは会社がその人と向き合って大事にしていきたいという思いからできた制度で、そのおかげで管理者とドライバーさんの間でのよくあるイヤな上下関係というものはありませんでした。
上司側からしたらかなり高度なスキルが必要になりますが(笑)
参考記事:報告しない部下の理由と原因、対策を解説した【変えるのは自分】
なので
『覚えたらすぐ一人で乗れますよ!』
とか
『研修は1週間ぐらいを目安に』
というのはドライバーさんを大事にする気がない会社だと僕は思ってしまうんですね。
その他にも、事故うんぬんよりも、目先のお金欲しさが目立つので、労務管理も乱雑だと思います。いわゆる長時間労働や残業代未払いといった、ネットでよく見るケースの会社でしょう。
未経験で本当に大きいトラックに乗れるの?
ご存じの通り、乗用車と違いトラックは大きいです。
ただ、人間慣れるもので、最初は
「こんなでかいの乗れないよ!」
と思っても、自然と慣れるんです。
また研修の時も、先輩社員がかならず同席するので困ったことがあったらいつでも聞けますし、お手本を見せてくれるので、運転しているイメージがわきやすいです。
だいたい研修時に同席してくれる先輩は物腰の柔らかい教え上手な人に任せていることが多いので、強面ごりっごりのおっさんが教える、ということはないと思ますよ(笑)
運転はメンタルがモロにでますからね。
トラックの大きさは何種類あるの?
乗用車と同じくらいの幅や長さのトラック
1.5~2tショートになります。
これは生協(コープ)や、ヤマト運輸さんが使用していますね。
乗用車よりも少し長いトラック
2tロングになります。
これは佐川さんや一部ヤマトさんが使用していますね。
乗用車よりも幅は長さが1.3倍くらいのトラック
これは3t車です。
セブンイレブンやローソンなど、コンビニ配送でメインい使用されています。
未経験者にはかなり大きく感じます。
乗用車と比べて2倍!
4t車です。
スーパーの納品車両に多く使われています。
未経験者にはとても運転できる代物ではないですね。
それ以降、大型やトレーラー
大型トラックやトレーラーは、見た目が化け物ですね(笑)
僕は免許持っていないので乗れません。
トラックはいろいろな種類がある!未経験者は2tから。
このようにいろいろ種類がありますが…実際乗ってみると意外と小さいです。
不思議でしょう(笑)
そう感じるのは乗ってからのお楽しみです。
トラックの運転にはコツがあります。
まずはトラックの特性やどんな動きをするのかを理解することからはじめ、“ブレーキを踏めば止まれる”という確認をしましょう。
“止まれる”がわかれば、恐怖心は次第になくなっていきます。
余談ですが事故る人や、ぶつける人はトラックの特性を知らないから。
きっちり転職先の会社で教えてもらいましょうね!
転職求人サイトはスカウト型サービスが便利です。
登録無料のスカウト型転職サービスとは、必要事項を入力するだけでOK。
サイトにもよりますが、プロの転職エージェントが自分に合った企業を紹介してくれるので、自分の希望にマッチした会社を紹介してくれます。また、企業から直接オファーがくることもあるので、面倒な検索をする手間がかかりません。
転職サイトはたくさんの企業が運営していますが、下記の4つが大手で安心です。
・doda
さらっとご紹介していきます。
ドラEVERの特徴
ドライバー専門の転職サイト、それがドラEVERです。
スカウト機能はもちろんのこと、トラックの大きさからどんな配送をしたいかなど選べるので、非常に利用しやすいサービスです。
登録したらガンガン企業からスカウトが来ますよ☺
僕も利用してみました↓
リクルートエージェントの特徴
リクルートエージェントの特徴は転職支援実績1位、専門コンサルタントがフルサポートしてくれる点です。
また非公開求人数も多く、こんな企業もあったのか!と思う確率も多そうです。
少し緊張するかもしれませんが、コンサルタントの方と細かくヒアリングすれば自分に合った企業を紹介してくれると思いますよ。
dodaの特徴
dodaは自分で探すこともできますし、エージェントに任せることもできるサイトです。
転職満足度№1のようで、会員登録前から情報が見れるサイトでもあります。
匿名でもスカウト機能を使うことができるので情報漏洩のリスクもありません。
大手3社の中で一番利用しやすいサービスだと僕は思います。
ビズリーチの特徴
ビズリーチは業界最大数の求人情報、自分のスキルを最大限アピールできる点からハイクラス転職サイトと呼ばれています。今までの経験から意外な企業から募集があるかもしれません。
ちなみに僕の友人が勤めている運送会社はビズリーチを利用して雇ってるみたいですよ。
登録必須サイトです。
まとめ
トラック運転手は未経験でも全然なれます!
むしろその方が好都合な企業も多いです。
また世の中の流れとして、人材確保に頭を痛めていますのでどの会社も育成には力を入れています。※育成に力を入れていないところは選んではいけません
転職の時は、必ず【Gマーク】取得している会社を選びましょう。
もし、今の会社を辞めづらい…とお考えなら【退職代行ガーディアン】を使用してみてくださいね。
時間は有限です。
悩む時間より、決断して行動した方が人生楽ですよ。
またこちらの記事も読んでくださると理解が深まるかもしれませんよ(^^♪
以上です!
ではまた!
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